小児科看護師に向いているタイプとは?

子どもと保護者を支える小児科看護師になりたい!

こんなタイプが向いている!

こんなタイプが向いている!

小児科は他の診療科に比べて専門性が高く、子どもや保護者への対応が難しいためそれなりに経験を積んだベテランの看護師が好まれる傾向がありますが、経験を積んだすべての看護師が小児科に向いているわけではありません。小児科看護師に向いているのはどのようなタイプなのか、詳しくまとめていきます。

看護師として高い意識と強い心がある人

「子どもが好きだから」と言う理由で小児科を選ぶ人がいますが、それだけでは不十分です。小児科を訪れる子どもは病気やケガを抱えているわけですから、元気な姿で訪れるわけではありません。必要な処置とは言え、小さな子どもに点滴を打ったり、採血をしたり、ときには「むごい」と思うような治療を施すこともあります。「この子を助けたい」と言う強い気持ちがなければ、小児科看護師としてやっていけないでしょう。看護師として働く上で優しさは必要な要素のひとつですが、あまりに優しすぎると子どもの気持ちに振り回されたり、感情移入し過ぎたりとかえって働きにくくなってしまい、業務に支障が出てしまいます。 また、看護師は医師の診察の前に問診で緊急性が高いかどうかを判断するため、観察力や理解力、判断力に優れている人も小児科に向いているタイプでしょう。

世話好きな人

子どもは自分の状態や気分をきちんと言葉に表すことができません。大人の患者さんに比べて手間もかかりますし、気を遣うことも多いため、世話を焼くのが苦にならない人に向いているでしょう。

看護スキルに自信がある人

採血は看護師に欠かせないスキルのひとつですが、技量の差が顕著に表れやすい部分でもあります。子どもは大人に比べて身体が小さく血管も細めです。難易度も高くなるため小児科の経験が少ない人は失敗してしまうことも多いようです。看護スキルに自信のある人は小児科でも問題なくやっていけますが、医療行為に苦手意識がある人は難しいかもしれません。ネットを検索すると採血のコツが数多く紹介されていますが、上手な先輩のやり方を直接見習いながら自分に反映した方が上達できます。上手な人のコツを捉えるのが得意な人や見よう見まねが得意な人は小児科看護師に向いているでしょう。

切り替えが早い人

小児科を訪れる患者さんの中には泣きわめいて暴れたりする子どもや理不尽な文句を言ったりする保護者もいますが、いちいちイライラしていては小児科の仕事は務まりません。さまざまな状況の中でも素早く気持ちを切り替えて仕事ができる人や忍耐力のある人、寛容な心で接することができる人は看護師の仕事に向いています。

小児科看護師を目指すなら